AAW AXHリシェル
今回はツイッターのフォロワー様から譲っていただいたシェル割れのAAW AXHのリシェルについて書いていこうと思います。
まず最初に
ドライバーの解析をした結果…
bellsing版TWFK×2、おそらくfostex製の9mmダイナミックドライバー×1でした。
多分3way
ダンパーはTWFKが片方白、もう片方茶、DDは無し
全て1.5ミリの音導管でした。
まあ、コンデンサーやらで音はだいぶ変わってくるのでネットワークについてはあまり多くは語れませんが…
今回はL側のシェルが砕けていたので両側のドライバーを取り出し、カスタム化しました。
使用したレジンは星の雫、透明感バツグンです‼︎
その分気泡が目立つのに気を使いますが、今回は割とうまくいきました。
できるだけオリジナルの音に近づけるため、音導管の長さ、ダンパーの位置、ベントの位置(後述します)を可能な限り近づけました。
オリジナルのAXHにはこの部分にベントがあり、DDの背圧をコントロールしているようでした。
遮音性をあげたかったので、白ダンパーのところを緑ダンパーにしてみました(緑の方が密度が高い)
また、0.5ミリの穴も開けました。当初は1ミリほどにしようかと悩みましたが、これにして正解。
総評
やはりメーカー製、音がきちんと出来上がっています。
この前の4ドラの方がちょっと上かなぁと思うところもありますが、DDの低音が聴けてこれも十分アリだと思います。
実はAXHのオリジナル版を聴いたことが無いので、また機会があれば比較してみようと思います。
フェイスプレートとシェルのつなぎ目もメーカーに負けないほどうまく行ったのでそこは大成長を遂げたと個人的には感じました。
最後に、お高いものにもかかわらず、譲ってくださったフォロワーの方に心から感謝いたします。ありがとうございました。