ortofon e-q5 mmcx化

f:id:HMASSA:20190420001048j:image

前回の最後に書いた記事の続きですが、eイヤホンのジャンクボックスにて発見しました。

元々の値段を知っている方からすればビックリ価格ですね。

また、ortofonというメーカー自体気になっていたので購入しました。

書いてある通り分岐部で左右両方とも断線気味…そして分岐部以降のケーブルが硬い…

 

この形を見てふと思いつきました。

mmcx埋め込んだらいい感じになりそう、と。

 

f:id:HMASSA:20190420001421j:image

早速切断!

f:id:HMASSA:20190420001513j:image

装着‼︎

コネクタ周りはレジンで補強したものの、ケーブルをつけると…

f:id:HMASSA:20190420001557j:image

ちょっとはみ出しすぎてしまいます。

こうなったら完全に埋め込んでやろうと考え、分解しました。

f:id:HMASSA:20190420001651j:image

リッツ線が出ている先にドライバーがついていますが、BAドライバーには珍しく円形をしていました。

上位機種のe-q8は筐体自体がBAドライバーになっているらしいので、このイヤホンも特殊な構造になっているのかもしれません。

今回はこれ以上分解はしません。

f:id:HMASSA:20190420001836j:image

こんな感じにジャストフィットしました。

これは奇跡といってもいいかと…

 

そしてはんだ付け、レジンで固定して完全です。

f:id:HMASSA:20190420001925j:image

いろいろなケーブルを試せますが、装着感が完全にklipsh x10やエティモのer-4になってしまいます。また元々筒型なので、気をつけないとすぐに転がってどこかに行ってしまいます。

 

しかし、これらのデメリットがあっても、今回のmmcx化は結果的に良かったと感じています。

またいつかケーブルによる比較もしたいですね。

 

 

作ってみたいもの

材料不足&資金不足で最近は何も作っていません。

そこで、とりあえず作りたいものをリストアップしたいと思います。

 

1、ユニバーサルイヤホン(2ドラハイブリッド)

先日のハイブリッドカスタムをベースに、家に余っている高音baドライバーとオーテクかソニーのダイナミックを組み合わせて制作したいと考えています。

 

2、zero audio carbo tenore1発機

Zero audioの小型ドライバーの音はやっぱり忘れられないので、作ってみようかと…

ちょうど友人が買ったものが断線してしまい譲っていただくことになったので。

 

3、intime SORA light evo

だいぶ前に記事にしたのですが、ベース機が現在別の友人に貸しているところなので、何もできません…

 

4、弟のカスタムiem

弟が中3に進級したので「作って」と行ってきたので…

耳型採取からやるとのことで、どうしても素人が耳型取るのは危ない上に失敗リスクが高まるので、須山補聴器のショートレッグカナルのような形にするつもりです。

 

何にせよお金がかかりますね…

2ドラ計画2〜完成まで〜

結局、JVC 9mmと2323で組むことになりましたが、元のシェルには収まりませんでした。

そこで、

f:id:HMASSA:20190407214216j:image

このようにインプレッションの高さを増して新しいシェルを作りました。

 

f:id:HMASSA:20190407214310j:imagef:id:HMASSA:20190407214342j:image

この前のものより少し色が濃くなりましたが、後ほど透明でコーティングするのでちょうどいいくらいになりそうです。

 

フェースプレートは、just earをモチーフにするために、0.2mmの厚さのアルミ板を用いました。1200番の耐水ペーパーを使用してヘアライン加工にも挑戦してみました。

f:id:HMASSA:20190407214455j:image

(シェルが濁っているのは凹凸をなくすために削ったからです。)

 

そして今回はホームセンターで購入した真鍮パイプを高音用音導管に採用しました。

f:id:HMASSA:20190407214832j:image

模型用ではないためなかなか分厚く、切断に何度も失敗しましたが、完成する頃には上手くなれました。

 

ドライバーの搭載や、コーティング中の写真は両手がふさがって撮れていないので…

f:id:HMASSA:20190407215049j:image

コーティングの硬化中です。

絶対に指紋をつけたくないので、5時間ほどuv照射しました。

コーティングが薄ければ薄いほど完全硬化まで時間がかかると思います。

 

f:id:HMASSA:20190407215246j:image

f:id:HMASSA:20190407215429j:image

 

ここからはスポンジを用いたチューニングです。

やはり、アコースティックホーン効果で高音が強いので、高音側に少し多めにスポンジを入れ、低音側には耳垢防止程度の量を入れました。

結果としてjust earに匹敵するとまではいきませんでしたが、だいぶ近い音にすることができました。

これにて2ドラ計画は終了です。

ありがとうございました。

 

先日、大阪に行き、eイヤホンでビックリ価格のジャンク品を見つけました。

f:id:HMASSA:20190407215941j:image

プラグ付近での断線はよく修理しますが、分岐点での断線は初めてです。

カスタム化も検討しましたが、シェルがあまりにも大きいことと特殊なドライバーを搭載していることがネックとなり、今回は修理のみにしました。

f:id:HMASSA:20190407220122j:image

普通に使えるようにはなりましたが、ケーブルが、針金みたいになりかけているので、どうにかしたいですね。

f:id:HMASSA:20190407220226j:image

f:id:HMASSA:20190407220237j:image

 

 

2ドラ計画1

さて、前回まで挫折続きでしたが、希望の光が見えてきたような気がします。

まずはシェルから

f:id:HMASSA:20190330134441j:image

上の方が前回の記事に書いた夏の海をイメージしたシェルです。

これを弟に見せると…

「下手くそやなw」と言われました。たしかに気泡のサイズやシェルの厚さに違いがあったりして、見た目が微妙です。

そこで新規に下のシェルを作成しました。

ガラスをイメージした薄い緑で着色し、なかなか綺麗にできました。

1DD1BAでこの色のカスタムiemは、あのs●nyのテーラーメイドイヤホンを連想させますが…

 

 

ドライバー選定

f:id:HMASSA:20190330135302j:image

SONYの13.5mmユニットを対向にして配置し、音圧を稼ぐ作戦でしたが…

f:id:HMASSA:20190330135541j:image

どうやってもシェルに納まりません。

 

どうしようもなくなったので元の13.5mmドライバーのほかにいくつか試してみました。

f:id:HMASSA:20190406095442j:image

ベースやドラム等の低音の質を比較して結局真ん中のJVCの9ミリドライバーを使用する事にしました。

 

今回初の試みで、ネットワークを用いずにチューニングする手法を行なってみました。

音響抵抗を使用するよりもスポンジを切り出して詰める方がさまざまなパターンを試すことができると思います。

 

第1回はここで終わります。

次回に続く…

 

 

 

とうとう心が…

本日、4ドラカスタム完成!

 

と思いいざ聴いてみようとしたら、右の音圧が圧倒的に足りない…

シェル内樹脂で充填しているので完全に取り出す羽目に…

 

そして、まさかまさかのすべてのドライバーを破損させてしまいました。

 

とうとう心が折れましたw

 

もう、イヤホン作るのを辞めたくなりそうな1日でした…

ということで、2ドラユニバーサルは2ドラカスタムに路線変更って事で。今回のテーマはズバリ、『夏の海』シェル内にわざと気泡を入れて海をイメージしたいと思います。

2ドラ頓挫、4ドラカスタム、圧着端子w

〜2ドラ頓挫〜

先日、noble audio savantベースの2ドラのユニバーサルイヤホンの製作を始めたのですが…

f:id:HMASSA:20190313221109j:image

低音用ドライバーのハンダスペースが取れてしまいました。

おそらく内部配線をひねった時に逝っちゃったのでしょう…

 

さてさて、こんなこともあろうかと予想していたので(嘘)、以前購入したsoundpeatsのb30というイヤホンのドライバーを取り出しておきました。

9〜10mmのダイナミック型ですね。

これを高音用の2323と組み合わせて今度はunique melody Macbethモドキを作ることにしましょう…

f:id:HMASSA:20190313221200j:image

シェルに入りきるかが問題ですね…

 

〜圧着端子w〜

また今回はステム(イヤーピースをつけるところ)に圧着端子を用いることにします。

f:id:HMASSA:20190313221221j:image

さらに音導管を若干奥まったところまでにすることで、アコースティックホーン効果を狙います。クリーニングも楽になります。ちなみに、JH audioの一部製品にも採用されている手法です。

(圧着端子には銅が使われているそうですね…

見た目にもこだわりたいところですが、どうしても酸化が気になります。)

 

〜4ドラカスタム〜

もう一つ、tf10proのシェル割れジャンクを入手したので早速解体‼︎

f:id:HMASSA:20190313203820j:image
f:id:HMASSA:20190313203830j:image
f:id:HMASSA:20190313203824j:image

ドライバー構成等はさまざまな情報が出回っているため割愛します。

低音用ドライバーと並列でコンデンサが入っていました。これはハイカットを狙ったものと思われます。

あと、高音用ドライバーはセンタータップに接続されていました。

センタータップを使用すると、高域以外の音域の出力が少し下げられるそうです。

とりあえずドライバー破損がなく安心しました

 

今回はこれらのドライバーにsonion2015という低音用ドライバーを追加して4ドライバー化したいと思います。ちなみに2015は2ドライヤホンの製作するときに出た副産物ですw

f:id:HMASSA:20190313204552j:image
f:id:HMASSA:20190313204544j:image
f:id:HMASSA:20190313204535j:image

3枚目の上のドライバーが2015です。

下のドライバーは2ドライヤホンに使用します。

 

4ドライヤホンの構成

高域 ue-high 1.5μf

中域ue-low(2ドラ)

低域sonion 2015 10Ω

f:id:HMASSA:20190313221242j:image

実はこれ、カスタムiemのue11proと同じ構成です。(ただし、低音用ドライバーのメーカーが違いますがほぼ同等品です。)

この前にeイヤホンでネットワークの観察していて良かったですw

音響抵抗は赤と緑しかストックしていないため、この2つを駆使したいと思います。

f:id:HMASSA:20190313221258j:image

また、高域用の音導管の先に圧着端子(再びw)をつけてアコースティックホーン効果、高音増強を図ります。

 

 

長くなりましたが、実はまだドライバーや抵抗、コンデンサとコネクタしか繋いでいません。

レジンが無くなり、シェルの製作ができない状態に陥っておりますw

レジンが届くまでケーブルねじねじしますか…

 

f:id:HMASSA:20190313221451j:image

研磨しすぎてメッキ剥がれ、キラキラになりましたw

これはこれで趣がありますね

 

 

 

 

 

ライブ

本日、大阪 なんばhatchにて、TK from 凛として時雨のライブを見に行きました。

f:id:HMASSA:20190303202951j:image

個人的にとても好きなアーティストですので、どうしても…ということで行きました。学校のバンドはいつもPAを行なっていますが、今回が人生最初の本格的なライブです。

 

メンバーの皆さん、イヤモニつけていましたね。当然ものすごい音量の中歌ったりするわけですから、イヤモニは必要ですね。

 

TKのボーカル、相変わらず高かったです。

新曲が一曲入っていましたが、他にもunravel fantastic magic katharsis P.S.RED I Shandy…

などなどたくさんの曲を演奏していました。

整理券番号が1116番というかなり最後の方の番号でしたが、なんとか5列目の真ん中辺りに行くことができました。

TKが投げたピックが欲しかった…と心残りなこともありましたが、非常に良いライブでした。

 

ついでにeイヤホン日本橋店やその他のオーディオショップをくるくるまわっておりました。

NOBLE AUDIO savantもじっくり聞き込み、次回作のイメージを掴めた1日でした。