1x2+1way4drivers
ここからは過去に作ったものの紹介できなかったものについて書いていきたいと思います。
残念ながら完成後の写真しか無いので文章メインです。
アリエクスプレスにて、2つで625円という破格のドライバーを発見しました。
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これです。
ciがこの値段だと少し信じがたいですが、一応本物のknoelesのようです。
スパウトが片方に寄っていること以外はさほど不満はありませんでした。
しかし、まだまだ個体による出力等のばらつきが多いようです。(今回は簡易的な測定でばらつきはほぼありませんでした。
今回はこれをふたつとED29689、SONION2389を使ったものを製作しました。
ciふたつをウーファー、EDと2389をツィーターとして使用しています。(だから1x2+1wayという表記をあえてしました。
具体的には
ciを直列に10Ω抵抗
EDと2389(両方ともセンタータップ使用)に1.5μFコンデンサ
ciの音導管にイエローフィルター
EDの音導管にレッドフィルター
2389はストレートです。
(↑ドライバーをシェルに突っ込んだあと)
これはfitearの萌音の構造を参考にしました。
コンデンサやドライバーが異なるので、だいぶ異なった音になっています。
(↑蓋閉め中…)
ここから先は音の評価を…
まず、ci30120がカスタムによく使われるci22955や2015と比べて分厚い低音を鳴らします。解像度はそれほど低い訳ではありませんが、2個も搭載すると、イエローフィルターで押さえ込んで丁度良い(もしかしたらちょっと出すぎ?)でベースの音が追いかけやすくなっています。
そしてこだわった高音
2389の音をダイレクトに伝えているので、とても明瞭です。若干引っ込みがちな中音はEDで程よくカバーされており、中〜高域の解像度は低音に飲まれることなくかなり高いです。
高音ボーカルやハイハット等が綺麗ですね。
erosiiとdp-x1と一緒に…
H3カスタムと一緒に…
ということで今回は文章メインの記事でしたがなかなか良いものが作れたと思います。
この時点での最高傑作となりました。
あとリシェルしたものが2つもありますがそれはまた今度にしましょう。
長文に付き合っていただきありがとうございました。
それではまた。